津軽三味線、腱鞘炎克服への道とおすすめ治療法!

こんにちは。

津軽三味線 唄うたいの「つむぎ人HIDE」です。

津軽三味線、憧れますよね!

どの位練習したら、あれだけ弾けるようになるんでしょうか?

あれだけと言うのは、例えば高橋竹山(津軽三味線奏者で、伝説的存在!)さんくらいです。

でも、最近では若い人でも、凄く上手な人もたくさんいます。

いったい、幾つ位から練習を始めてるんでしょうか?

僕も追いつけ追い越せで、メチャクチャ練習しました。

それこそ、布団の中で津軽三味線を抱きしめて、一緒に寝る程!

と言っても、寝てる方が多いかもですが。ははは!

でも、1日3時間以上を毎日やりました。それを、2年程続けた位です。(乗ってきたら一日中弾いてた!なんて事もよくありましたが!)

しかし、ある理由で断念しました。それは、腱鞘炎になり、急に指が動かなくなったからでした。

指が動かなくなってからは、三味線を1ヶ月程全く触りませんでした。で、すぐ良くなったんです。しかし、それからは以前の様な無茶な練習は控える様になりました。

ケアも色々試しました。(練習後に氷水に指を浸けて、クーリングしたりです。)

でも、僕が本当の意味で腱鞘炎を克服できたのは、鍼治療(はりちりょう)超音波治療(ちょうおんぱちりょう)のおかげです。

それは、練習に対する不安が無くなったからです。

今回は、最も苦しかった腱鞘炎を克服した方法を、わかりやすく文章と写真で解説したいと思います。

腱鞘炎って何?

「腱鞘炎って何?」って方の為に、先ずは腱鞘炎について説明させて頂きます。

スポーツ選手やミュージシャン、または専門的な職業で、指先などを酷使する人に多いかと思います。

いえいえ、家庭の主婦で、お掃除好きな人にも多いかもしれません。

特に指先に力を入れて、繰り返し同じ作業をすると、筋肉が炎症を起こします。

ただの疲労と思い、しばらくほっておいてまた同じ作業を繰り返すと、この炎症がだんだん酷くなります。

そして、炎症が変な癖の様になり、指が動かなくなってきます。

痛いくらいなら我慢できますが、指が動かなくなり皆さん慌てるのです。

ミュージシャンには、特に多いです。

ギターの早弾き(独創的なフレーズをいかに早く弾くか!)の練習などはとても危険です。

最近では、ケアしながらの練習が普通になってきているので、腱鞘炎になる様な練習メニューに取り組む人は少ないかも知れません。

が、昔は何でも「根性」が物言う時代でした。とにかく、「根性で乗り切れ!」でした。

だからこそ、無理な練習をして腱鞘炎になってしまう人も多かったのです。

腱鞘炎って何故、起こるの?

過度に筋肉が疲労すると、発熱が起こります。さらに疲労が蓄積すると、段々痛みを伴う炎症へと進行します。

この頃に、ケアをしておけば、酷くはなりません。(ケアとは、クーリングと休憩です。)

しかし、十分な快復を待たずに同じ場所を酷使すると、この炎症が癖(くせ)になってきます。

筋肉に疲労がたまり、炎症を起こし、熱と腫れと痛みを伴い、腱鞘炎へと発展します。

腱鞘炎とは、指を動かす筋肉が変形して、他の筋肉や骨などと干渉し合い、指が動きにくくなることを言います。

筋肉は指を動かす為に、収縮します。

しかし、腱鞘炎により、指の筋肉が初めから腫れてしまいます。

なので、収縮運動する為の十分なスペースが確保できません。

他の筋肉や骨にあたったり、擦れたりする為、動きにくくなります。

例えるなら、二人乗りした自転車を想像して下さい。

前の人が一生懸命自転車を漕いでいても、後ろの人が地面に足を擦り付けていたら、ブレーキがかかってしまいます。

貴方がいくら指を動かそうと頑張っても、筋肉が引っかかって、指が上手く動きません。

ミュージシャンにとっては致命傷です。

でも、大丈夫!「超音波治療器」が凄く良いんです。

超音波治療器って何?

超音波治療器

超音波治療器とは、患部を直接超音波で刺激して、炎症を回復させる効果があります。

スポーツトレーナーもしている接骨院の先生が、「プロのスポーツ選手はみんな超音波治療器でケアしているよ!」と言うので、僕も試すことにしました。

効果の程を確信した僕はつい買ってしまいました。

家庭用超音波治療器!ジェットスリム製です。
本来は美顔器ですが、効果は同じです。

いきなり機器の購入は抵抗あると思いますので、ご近所の接骨院の先生に相談してください。

で、「超音波治療器をあてて欲しい」と頼んでみて下さい。

(もし、超音波治療器?何それ?と言われたら、別の接骨院へ行きましょう!)

名前は似てますが、「低周波治療器」や「高周波治療器」とは違うので、注意して下さい。

低周波治療器

低周波治療器は、筋肉を低周波で刺激します。これによって、こりをほぐす効果があります。

僕が通っていた接骨院では、最初に低周波治療器をあててくれました。その後、超音波治療器をあててくれます。

帰りに湿布も貰い、寝る前に貼ってひと晩様子を見ます。

これで、一回350円程です。保険が適用されます。(接骨院により、保険適用の有る無しは変わります。)

湿布はコレ

次の日には、すっかり痛みも消え腱鞘炎も良くなっています。

ただ、また津軽三味線の練習をしていると、腕の疲労が溜まってきます。

そうなれば、また治療に行きます。僕は、週二回くらいのペースで接骨院に通いました。

効果絶大なのは、超音波治療器です。お間違い無きように!

高周波治療器

その他、「高周波治療器」も良いようです。高周波治療器を使い、バネ指(腱鞘炎の悪化した状態)の治療をしている、接骨院の動画がありました。

超音波治療器とは周波数が違うようで、機械の形状も違い、「ブリブリ」と音が聞こえます。

しかし、効能はよく似ています。筋肉の炎症の緩和や腱鞘炎の緩和が謳われているので、間違いないでしょう。

原理は患部を直接刺激し、疲労を促進させ筋肉の再生を誘発する感じだと思います。

治療器をあてると、心地良い疲労感が広がり、それを湿布で冷やして翌朝治ってる感じです。

ジムでトレーニングして汗を流し、心地良い疲労感でよく眠って、翌朝スッキリ!みたいな感じだとおもいます。お分りいただけますでしょうか?

一般的な治療法と比べたら?

腱鞘炎の治療は、一般的には手術がおこなわれます。

しかし、手術をして一度回復しても、三味線の練習を辞めないとまたすぐ悪くなります。そして、何回も手術することになります。

しかし、超音波治療器で疲労の緩和を行いながら、腕や手の筋肉のトレーニングを続けていけば、腱鞘炎を克服することが出来ます。

僕のおすすめは超音波治療器です。しかし、接骨院の先生が高周波治療器をおすすめするなら、どちらでも良く効くと思います。

腱鞘炎のケアと合わせて必要なのが、頭のケア

ここで、またまた余談ですが、どうすれば指が速く動くか? 結論はこうです。

一度、腱鞘炎になると、指は思うように動きません。しかし、頭では以前の絶好調の時と同じように動かせると考えてしまいます。

でも、指は以前と同じ様には動きません。結果、「出来ない!」となります。練習すればするほど「出来ない!」となってしまいます。

この時のトラウマは、しっかり頭の中に記憶されてしまいます。

そして、腱鞘炎が治ってきても、肝心なところで頭が勝手に「出来ない!」と判断してしまいます。

「自分はトラブルを抱えていて、以前のように上手く演奏は出来ない。」と思ってしまいます。すると、指に余計な力が入ってしまい、腱鞘炎(けんしょうえん)の悪化に繋がる原因にもなってしまいます。

では、どうすれば良いか?簡単です!

「今日は、これだけ練習してここまで出来る様になった。」と考える様にください。

「前回より、こうゆうところが出来る様になった!」と考える様にして下さい。

「以前より、指の調子も良く腱鞘炎も回復してきている。」「繰り返し練習も、不安無く取り組めている。」「確実に、実力がアップしてきている。」と実感して下さい。

そして、確実な「自信」と「体力」がついて来た時、あなたはスーパープレイヤーの一員となっていることでしょう。

まとめ

怪我は勲章みたいなもので、ミュージシャン同士が怪我自慢をするのとも多いです。でも、自慢出来ると言うことは、その怪我を克服したと言うことです。そして、今もなおその活動が続けられているという事です。

腱鞘炎は、ミュージシャンにとって命取りです。だからこそ、予防するのが一番です。

でも、もし貴方の周りで腱鞘炎に津軽三味線を辞めようと考えている人がいるなら、是非教えてあげて欲しいんです。

「ここに、超音波治療器!超音波治療器!って叫んでる津軽三味線弾きがいるよ!」って!

腱鞘炎で苦労している人にとっては、きっとお役に立てる内容だと思います。

貴方と貴方の周りの沢山の人が、津軽三味線の音色に癒される日々があることを願って!

by つむぎ人 HIDE