津軽三味線の弾き方〜バチの握り方と手汗で滑らない方法〜

こんにちは。

津軽三味線 唄うたいの「つむぎ人HIDE」です。

津軽三味線カッコいいですよね!

特に「右手に握りしめたバチさばき、見てるだけで痺れる〜!」って方、多いんですよね!

でも、この「バチさばき」が本当に難しいんです。汗で滑って、バチがクルクルって回っちゃうんですよね!

僕も手汗をかくほうなので、大変苦労しました。

でも、大丈夫!ポイントは、バチの握り方です。

今では、すっかり苦手意識も克服できました。

今回は、「基本的なバチの握り方」と「手汗で滑らない為のコツ」を、わかりやすく解説したいと思います。

基本的なバチの握り方

津軽三味線の場合、その他の三味線に比べてかなり高度なバチさばきを駆使します。

また、パワフルなバチさばきも特徴的です。その為にもバチの握り方は大事ですね。

バチの握り方

図のようにバチを置き、上から手のひらを被せるようにバチをにぎります。

各指の位置を、確認してください。
ポイントは人差し指、中指、薬指で、しっかりささえることです。
各指はくっつかず隙間が開いているように意識して下さい。
親指と小指は添えるだけです。

◯ 親指の使い方

親指はこの位置(バチ先)で、力を入れすぎないことです。バチ先を少し残し、指先はバチからはみ出す感じです。

ポイントは親指で糸を弾く感覚を意識しながら、力を入れすぎず、しっかり支えることです。

力強く叩くときも、繊細に擦(こす)る時もどちらも同じです。
指先に意識を集中して、糸を弾く感覚を指先に感じることです。

◯ 小指の使い方


小指側のバチじりは小指と薬指ではさむようにして支えます。
しかし、小指も力を入れすぎない事がポイントです。

どのくらい経験があるかにもよりますが、(写真参照)小指にはタコが出来ます。

この辺りを軸に、バチを回転させる様にバチ付け(バチで三味線を打ち鳴らすこと)するのが、力まないでバチ付けするコツになります。(僕流!)

小指の爪先はバチと並行になり、小指と親指は同じ方向をむきます。

慣れてくれば、この小指の動きが自由自在になります。

この小指を制した頃、あなたは一流の津軽三味線奏者の一員となっていることと思います。

バチが手汗で滑らない為のコツ

津軽三味線に関わらず、右手に握るバチさばきが三味線上達の第一条件でしょう。

特に津軽三味線は、力一杯パワフルにこのバチを打ち鳴らすのが魅力です。

上達への近道は、いかに「力まないか」が大きなポイントと言えるでしょう。

しなやかに打ち鳴らすバチさばきが、「パワフルなバチ付け」には不可欠です。

これがうまく出来ないうちによく起こるトラブルに、手汗でバチが滑ってクルッとまわってしまう現象があります。

バチが滑らないように色んなグッズがあります。

僕も、色々試しました。

少し紹介します。

「テニスラケットのラバー」のように糸を巻きつける方法があります。

これはおすすめです。

「ゴム製のラバー」も販売されています。愛用している人をよく見かけます。

僕のおすすめはこれ!「市販品の膝当てラバー」です。頃合いにカットしてバチにはりつけます。

人差し指、中指、くすり指で支える所を滑りにくくします。

 

しかし、汗で滑るという事は、バチを上手く握れていないという事です。

ラバーに頼っているうちは、三味線の鳴りは半減していると考えられます。

ポイントは

◯親指で打ち鳴らしますが、親指に力はいれません。

◯小指と薬指でバチが回転しないようにしっかりはさみますが、小指に力はいれません。

◯バチをしっかり支えるのは、人差し指、中指、薬指の三本です。

◯親指と小指はあくまで、添えるだけです。

◯バチの持ち方が決まれば、三味線を持つ姿勢も決まってきます。

後は、力強くバチを打ち鳴らして下さい。
いかがですか?
あまりの良い響きに、驚いている貴方の顔が想像出来ます。

まとめ

さまざまなテクニックを駆使して、津軽三味線は演奏されます。

しかし、先ずは右手でしっかりバチを握れていないと、津軽三味線独特の「うなるような鳴り」は生まれないでしょう。

僕も大変苦労したところです。

何か調子が悪い!と思う時は、先ずは右手のバチを握り治して下さい。

しつこい様ですが、親指と小指は添えるだけです。

右手親指でバチと糸が擦れる感覚が感じられたら、貴方の津軽三味線は素晴らしい音色を奏でていることと思います。

そして、貴方と貴方の周りにいる沢山の方に、津軽三味線の素敵な音色が届くことを願って。

byつむぎ人HIDE

 

PS

「バチを握る」事の難しさとは、上達すればするほど、より難しい課題が増えてくることでしょうか。

そして、ついつい忘れてしまいがちな大事な基本の1つ、でもあります。

出来れば、定期的にこのブログに訪れて下さい。そして、変なクセがついていないかチェックするのにお役に立て下さい。

何より、僕自身の基本チェックの為に書いた文章でもあること、をここに加筆させて頂きます。